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JPN

Project members

CREATIVE "GARDEN", Takayuki Ishii

Art direction, Graphic design, Storytelling

Yukari Watanabe

Craft making, Fashion design

CONCENT INC, Keita Furusawa

Produce, Strategy planner

BCAA, Daisuke Horide

Advisor, Business incubation, Export

 

Collaborators

The 21st generation of Dekoyashiki Daikokuya,

Shoichi Hashimoto

HAMACHIRIMEN INDUSTRIAL ASSOCIATION

Nagahama City Council

極東の小さな島国、日本。ここではその成熟された文化ゆえに、さまざまな伝統工芸の技と歴史があります。海外のハイブランドでは日本の素材を使用したり、多くのJapanese shopが人気を博しています。

 

しかし、私たち日本人を含めて、海外のユーザーは、どれほど作り手のことを知っているのでしょうか。職人には人知れず努力して積み上げた技の数々や、先代から受け継いでいる哲学、またこの時代だからこそ悩みの渦の中にいて葛藤しながらモノをつくりだしています。

 

いつか、渋谷を歩く若者が、隣の友人に自分の知っている職人についてアツく語る。職人自らが、海外からの訪問客に、自分のつくってるものについて語る。日本の伝統工芸職人の素晴らしさを、世界が賞賛する。そんな世界を目指して仕立屋と職人は、職人の生き様を仕立てます。

 

当プロジェクトは、デザイン・アートディレクション・ストーリーテリング担当の石井挙之と、ファッションデザイン・工芸担当のワタナベユカリ、サービスデザイン・プロデュース担当の古澤恵太、事業創出・販路拡大・海外展開を担当する堀出大介の4名からなるクリエイティブチームです。

 

仕立屋と職人

OUTLINE

伝統工芸品は緻密で日本人の細やかな技が集結されたもの。そういうイメージを抱いている人は多いのではないでしょうか。それでは、職人に対してはどうでしょう。厳しい、怖い、敷居が高い。そもそも出会うことがない。そんな一面があるかもしれません。職人の中で、自らの哲学やバックグラウンドを発信できる人はそう多くはありません。技を磨くがゆえに、デザインやマーケティング、ストーリー発信やコラボレーションの機会をつくる時間がないのも事実です。しかし、それではモノが職人の代わりに語ればいいのか。私たちはそうは思っていません。職人が自分の口で語るからこそ、ファンがつく。ファンがつくからその伝統工芸は評価される。評価されるから、後に続くと思っています。まずは、職人のストーリーに入り込むドアをつくること。それが第一歩です。

PROBLEM FRAMING

課題抽出

DESIGN

職人の魅せる

作業着

Work-wears to attract audiences.

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BACKGROUND

「張り子職人だと自覚できる作業着が欲しい。」福島県郡山市に工房を構える、デコ屋敷本家大黒屋21代橋本彰一氏は、仕立屋と職人に相談を持ちかけました。張り子とは、和紙を木型に張り重ねてダルマなどをつくる伝統工芸。ただ目立つ、かっこいいものではいけません。作業には機能性が必要でした。

 

WORK

仕立屋と職人は取材・リサーチのために1月から4月まで、弟子入りをしながら作業工程と職場環境、他の職人のこだわりなどを理解して行きました。そうして出来上がったものがこのリバーシブルの作業着です。

張り子職人の

新感覚ジュエリーharico

Bespoke jewlry

by Hariko makers, "harico."

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BACKGROUND

魅せる作業着には、張り子で作ったボタンがついています。ちょっとしたパーツが張り子の話のネタになるように。そういって付けられた和紙のボタンですが、ピアスや、帯留めとして展開することになりました。ダルマを置く家は昔より減ったとのことです。しかし、こうして身につければ、違う形で張り子が繋がって行く。置く張り子から、付ける張り子へ。

 

WORK

haricoはピアス、帯留め、タイタックピンのラインナップがあります。どれも和紙を貼り重ねたもので、とても軽く、紙の繊維が絡み合っているので、プラスチックのように割れたりしません。

長浜シルク産業

未来会議

Nagahama Silk Future Conference

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BACKGROUND

仕立屋と職人は2017年夏から、東京の他に滋賀県長浜市にも拠点を構えています。ここでは、紀元前300年頃からつづくシルク産業に携わっています。その中でも代表的なものは浜ちりめんなどの機織り。江戸時代中期より、この街の伝統産業となっています。昭和47年が生産のピークで、2018年現在では生産量、機屋数は激減しています。

 

WORK

職人と長浜シルク産業のDNAを発掘するため、シルクに携わる長浜の職人、行政職員、長浜市近辺で活躍している住民、県外からの多様なスペシャリストを迎え、総勢40名強でこの会議は開催されました。メンバーの古澤恵太を筆頭に、

 

1)仕立屋と職人が調べ上げた長浜シルクの歴史と素材についての授業

2)産業の強み・課題・ヒントを見つけ出すワークショップ 3)次のアクションのためのアイデア開発とプレゼンテーションを行いました。

 

強みや課題の総数は500弱にのぼり、プレゼンテーションまでのアイデアは300を超えました。現在、この中で生まれたアイデアを次のステージへ運んでいます。

Photo by Tomohisa Kawase

まとめ

INSIGHT

多くの職人と話していると、いくつかの共通点があることに気がつきます。

1)何か状況を改善したい、何か打開したいが、それが何かわからない。

2)わからないから、ひとまず助成金を獲得して新しいものをつくってみた。

3)しかし、誰に何をどう伝えたいのか明確ではないので、つくった後が続かない。

4)経営的にも時間的にも余裕がないので、なかなか相談にもいけない。

5)海外対応をしていない。

 

上記5点、すべてを職人が一人で解決する必要はないと思っています。これらを得意とした人とタッグを組めば自ずと(少しずつですが)打開策は見えてきます。そのために、デザイン・プロデュース・販路開拓・海外展開は重要な役割を持ち、また現場の声を翻訳する力も求められています。仕立屋と職人はこの役割を担うために活動しています。

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